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2022.11.24

【注文住宅】土地探し・土地選びで大後悔! 失敗例と対策方法まとめ

土地探し失敗例コラムのサムネイル画像

注文住宅での家づくりにおいて、土地探し・土地選びは序章とも言えるステップです。しかし「探しているけれど、なかなか理想の土地に出会えない」「土地を購入したは良いものの、思わぬ出費やプラン変更に後悔」「住み始めてから、土地選びに失敗したと感じる」……なんて声も少なくありません。


今回は、注文住宅における土地の探し方・土地の選び方 失敗例をご紹介。あわせて、対策方法も詳しく解説いたします。土地探しに難航している方も、土地選びにお悩みの方も、ぜひご参考下さい!

1.【基礎知識】注文住宅とは?

注文住宅の内観と外観画像

注文住宅とは、土地をはじめ、間取り・建築材・各住宅設備など、ご自身の要望やライフスタイルに応じて、オーダーする一戸建てのこと。なお、注文住宅の中にも、「フルオーダー住宅」と「セミオーダー住宅」の2種類があります。

■フルオーダー住宅とは

全ての仕様を、自由にカスタマイズ可能な注文住宅です。土地を最大限に活用した家づくりが叶いますので、まさにオーダーメイドなマイホームとなりますよ♪

■セミオーダー住宅とは

建設会社が前もって、家のスペック・仕様を複数パターン用意します。その中から、ライフスタイルに合った間取りや、必要な設備、気に入ったデザインを選んでいく注文住宅になります。極端に小さな土地や、特殊な形状の土地では、セミオーダー住宅が依頼不可なケースも!

2.土地探し・土地選びの失敗例①そもそも見つからない

土地がみつからず焦る人のイラスト

「年単位で探しているが、条件に合う土地が見つからない。」「気になっていた土地が、気付いたら売約済みとなってしまった。」といった、悩み・後悔を持つ人も少なくありません。土地選び・土地探しにつまづかないためには、次の2つポイントを押さえておきましょう!

☑対策方法①:条件に対し70点~80点の土地が買い時

沢山の人々が土地情報を閲覧してるイメージ

住環境に優れた いわゆる立地の良い土地は、多くの人が求めるため競争率が高く、広さの確保も望み薄です。広さが確保された状態で販売されていたとしても、予想を超えた費用がかかる可能性大。注文住宅での家づくりを行う方のほとんどに、予算の上限があるため、土地代ばかり費用を割くわけにも参りません。

土地の条件チェックシート

こういった理由から、立地も広さも価格も満足出来る、夢のような土地に巡り合うことは難しいと言えます。土地への優先条件を判断基準としつつも、70点~80点の土地に出会えたら、買い時だと踏まえましょう!

☑対策方法②:スピード感を忘れずに

土地物件情報が出たらすぐに反応する必備とのイラスト

土地探し・土地選びは競争です。朝イチに出た土地情報が、ランチタイムには売約済みになっていることもしばしば。特に家づくり計画進行中の方は、土地の購入にあたってスピード感が重要となって参ります。

金融機関から借り入れするイメージ図

具体的には、注文住宅依頼先となるハウスメーカー候補が何社かに絞れている方。あるいは、金融機関からの借り入れ目安金額が分かる、住宅ローン事前審査(仮審査)が済んでいる方。または、注文住宅における予算内訳が決まっている方。この3つの内 1つでも当てはまる場合、めぼしい土地を見つけたら購入を前向きに考えましょう。注文住宅にかかる費用と土地購入費用の兼ね合いについては、次項で詳しく解説致します!

3.土地探し・土地選びの失敗例②予算との兼ね合い・予想外の出費

地盤改良工事などの造成工事費用が予想よりもかかり、悩むイラスト

「とりあえず土地を買ったは良いものの、注文住宅本体に思ったより予算を回せない!」 「土地代はお手頃だったのに 地盤調査をしたら、地盤改良工事や埋め立てなどの造成工事(ぞうせいこうじ)が必要だった!」…… といった後悔の声も、度々耳にします。そんな予算との兼ね合い・予想外の出費で失敗しないために、次の2つのポイントを踏まえておきましょう。

☑対策方法①:総予算から割り振りを考える

建築費用と付帯工事費用、諸経費と土地代の内訳図

注文住宅には土地代以外に、3つの費用が発生します。全体の70%~80%ほどを占めるのが、家本体の価格となる建築費用。15%~20%ほどを有するのが、駐車場や塀など家の外側にまつわる付帯工事費用。残り5%~10%ほどは、不動産登記や保険料といった諸費用となります。

とりあえず土地を購入した場合と内訳を考慮して土地を購入した場合の比較グラフ

そのため土地購入のみ先に進めてしまうと、建築費用・付帯工事費用・諸費用で、予算オーバーが懸念されます。ハウスメーカー各社から、建築費用の概算見積もりを貰っている方、あるいは住宅ローンの事前審査で、目安の借り入れ金額が分かっている方の場合は、これら4種の費用内訳を考慮した上で、土地購入を進めることが叶います。

土地代か家代どちらか折り合いをつけるイラスト

万が一 予算が大幅にオーバーする時は、建築費用と土地代、どちらに折り合いをつけるか検討しましょう。建築費用は、間取りや住宅設備の変更・注文住宅のサイズ自体を小さくすると、費用の見直しが叶います。土地代は、エリア・購入サイズの変更により予算を改めることが出来るでしょう。

💡ワンポイント:費用が100万UPした場合、月々の支払いはどうなる?

費用の上昇と毎月返済額のシミュレーション

住宅ローンの金利や返済期間にもよりますが、費用が100万UPした場合、月々の支払い増加は数千円程。「この土地以外考えられない」「注文住宅への思い入れを妥協したくない」といった場合は、月々の返済額がいくらUPするのかシミュレーションしてみると◎

☑対策方法②:住まいのプロと土地をチェックする

用途地域の図

土地には、様々なルールが設けられています。建物の種類・高さ・大きさなどに制限を設けた用途地域、建物のサイズや住める広さを表す建ぺい率・容積率など、多岐に渡ります。これらの条件次第では、間取りや注文住宅のサイズ自体を変更しなければなりません。また土地によっては、水道管やガス管・電気の引き込みといった追加工事が必要なケースも!

地盤調査の写真

さらに購入した土地には、建築基準法により地盤調査が義務付けられています。これから建つ注文住宅の重みに耐えうる土地なのか、地震時の液状化リスクなどがある土地なのかチェックする、重要な調査です。調査結果次第では、土地の強化を図る地盤改良工事や、整地などの造成工事が必要に。

土地のチェックをハウスメーカー担当者とおこなうイラスト

こういった土地に課せられる制限やチェックすべきポイントは、慣れていないと判断が難しいもの……。住まいのプロである、ハウスメーカー担当と一緒に土地の下見を行うと、予想外の出費や思いもよらない変更に備えることが叶います。加えて、土地に合わせた詳細な間取り・設計プランニングにも繋がります。ハウスメーカー担当者との土地チェックは、行って損ナシと言えますね!

4.土地探し・土地選びの失敗例③住環境に後悔

住環境に公開するイラスト

理想の詰まったマイホームへ、いよいよ入居! ですが 暮らしていく内に、日当たりや風通しの悪さが気になるようになった……。時間帯によって、交通量や音などの周辺環境がストレスに……。雨の日は思った以上に水ハケが悪い……街灯が少なくて夜は怖い……。こんな、入居後に土地のウィークポイントを知るなんて事態、絶対に避けたいですよね。注文住宅に住み始めてから後悔しないためにも、次の2つのポイントをベースに住環境を見極めましょう!

☑対策方法①:住環境に応じたハウスメーカーの対応力を確認

土地によって間取りを考えているイラスト

気になる土地が見つかり、住まいのプロであるハウスメーカー担当者と土地の下見を行った結果、間取りやプラン変更を検討するケースも少なくありません。平屋の注文住宅を考えていたところ、候補となる土地周辺は2階建て・3階建てが多く、採光・通風に懸念がある……。今の間取りでは、隣りの家からリビングが丸見えになる……。購入予定の土地は一方通行の道路に面しているので、駐車場の位置を考え直したい……。

住宅営業マンにプラン説明を受けるイラスト

土地購入後や工事直前になって、間取り・プラン変更となると、コスト増加や注文住宅完成までの期間が延びる可能性があります。住環境に対して、間取り・プランにどの程度 工夫を凝らせるのか、いつまで変更を加えられるのか、ハウスメーカーとの本契約前に確認しておくと◎ 柔軟に対応してくれるハウスメーカーなのか、提案力のあるハウスメーカーなのか、見極める材料にもなります。

☑対策方法②:天候や時間帯を変えて土地をチェックする

天候や時間帯を変えて土地を見ている写真

土地の下見は晴天時だけでなく、雨の日や夜間など、天候・時間帯を変えて行いましょう! 空模様や時間帯によって、土地の表情に違いがあるかもしれません。加えて、交通量や土地周辺の街灯の数、横断歩道の有無なども確認しておくと安心です♪ 入居してからも後悔の無い土地を、選ぶことが出来るでしょう!

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☑土地探し・土地選びの失敗例①そもそも見つからない

💡対策方法①:条件に対し70点~80点の土地が買い時

💡対策方法②:スピード感を忘れずに

 

☑土地探し・土地選びの失敗例②予算との兼ね合い・予想外の出費

💡対策方法①:総予算から割り振りを考える

💡対策方法②:住まいのプロと土地をチェックする

 

☑土地探し・土地選びの失敗例③住環境に後悔

💡対策方法①:住環境へのハウスメーカー対応力を確認

💡対策方法②:天候や時間帯を変えて土地をチェックする

今回のまとめ 今回のまとめ

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津田 洋平(一級建築士)
監修者

津田 洋平(一級建築士)

悠悠ホーム株式会社 建築プランナー

家は、お客様にとっては人生最大のお買い物。
建築プランナーの仕事はそんなマイホームに託すお客様の「夢」を図面化すること。
打合せの際には、建築士としてのプロの目と、住む人の目線に立って考えることを大切にしています。
満足いただけるよう一軒一軒が真剣勝負だと思って、ご提案とご説明を尽くすことを心掛けています。

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