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2022.10.22

【注文住宅】家づくりで後悔・失敗しないための6つのポイント!

家づくりで後悔しない6つのポイントコラムのサムネイル画像

注文住宅での家づくりは、情報収集や資金プランニングなど、とにかくやることがいっぱい! しかし思わぬ所でつまづいたり、思いもよらぬ落とし穴により、家づくり計画そのものが振り出しに戻る場面も多々あります。
今回は6つのポイントに分けて、家づくりにおける後悔・失敗ポイントをご紹介。あわせて、解決策も詳しくご説明いたします。マイホームに注文住宅をお考えの方も、満足度の高い住まいを実現されたい方も、ぜひご参考下さい。

1.後悔・失敗ポイント①両親や兄弟、義実家との行き違い

両親の画像

注文住宅での家づくりを決意したは良いものの、ご自身のご両親やご兄弟、あるいは義理実家のご家族から、ストップがかかるケースも少なくありません。介護や支援の相談をされたり、住宅ローンの支払いを心配されたり……。結果、間取り・家の形から見直しを行わねばならない場合や、土地探しから再スタートせねばならないパターンも! 

■後悔・失敗を防ぐには:話し合いを重ねておく!

親族と話し合う画像

家づくり計画を煮詰めた後ではなく、注文住宅でのマイホームづくりを思い立ったタイミングで、親御さんやご兄弟・義理実家の方と話し合いをしておきましょう。親御さんの人生設計によっては、二世帯での暮らしや同居、ご実家近くの地域に住むという選択肢も出てくるかもしれません。

住宅ローンの金利変動を表した表

加えて、住宅ローンに対してイメージの違いが無いか、あらかじめ確認しておきましょう。住宅ローンの1つであるフラット35が公表しているデータによると、親御さんが住宅ローンを借り入れた時期と現在では、金利に随分と差があります。現在の住宅ローンの金利を説明し、資金計画も踏まえた上でマイホームの相談を行うと、失敗・後悔が少なく済むでしょう!

2.後悔・失敗ポイント②ハウスメーカ選び

ハウスメーカー選びのイメージ

注文住宅の依頼先となるハウスメーカーは、全国に3万社以上あると言われています。何を基準に選べば良いのか、要望に応えてくれるハウスメーカーはどこなのか、選び疲れてしまう人も……。ハウスメーカー選びで失敗してしまうと、家づくりも思うように進まず、出来上がったマイホームも満足度の低い、後悔しかない結果になりかねません!

■後悔・失敗を防ぐには:基準を元に選定する

家づくりの基準を選定している画像

家づくりを計画するにあたり、基準を1つ設定しておきましょう! 価格を少しでも抑えたいのか……。デザインにこだわりたいのか……。ご自身・ご家族の融通が効くメーカーが良いのか……。様々なハウスメーカーを調べる内に、それぞれの長所や特長も一緒に知ることが叶います。設定した基準を軸に、ハウスメーカーを吟味して行くと、後悔・失敗無く済むでしょう!

💡ワンポイント:主なハウスメーカー3種、それぞれの違いとは?

ハウスメーカーは、大手・地域密着型・ローコストの3種類に分かれます。それぞれの違いを簡単にご説明いたします。

大手ハウスメーカーの説明図

【大手ハウスメーカー】

日本各地、全国展開をしているハウスメーカーを指します。テレビCMでも見聞きするようなメーカーの場合は、広告宣伝に力を入れているため、その分 建築費用が高めになりがちです。また建築材や素材に、独自の規格・品質基準を設けていることが多く、凝ったデザイン規格外の素材利用対応して貰えないケースも! しかし、建築材や素材の規格化により、効率よく手厚いアフターサービスを期待出来ます。安定したクオリティでの家づくりを望めるでしょう。

地域密着型ハウスメーカーの説明図

【地域密着型ハウスメーカー】

特定のエリアに根差した、工務店やハウスメーカーが含まれます。その名の通り、地元外へPRする必要がないため、広告宣伝費を建築材費や大工さんの手配費に回しているメーカーが多いのも特徴です。また地域に特化した家づくりを得意とし、こだわりに対する融通が通りやすいのもメリットだと言えます。レンガなどの特殊な建築材を使用した外壁や、ペットの暮らしやすさまで考慮した間取りなど……。さらに自由度を高めた、注文住宅の建築が見込めます。
大手ハウスメーカーと比べると知名度は低めですが、近年はSNSなどの普及により認知が高まり、地域密着型ハウスメーカーを家づくりのパートナーに選ぶ人も増えつつあります。

ローコストメーカーの説明図

【ローコストハウスメーカー】

文字通り、建築費用を抑えたハウスメーカーです。決まった建築材、同じ住宅設備、プラン化した間取りで展開していることが多く、家本体に必要な費用はお安く仕上がります。ただし、注文住宅の醍醐味である自由度は低めになるかもしれません。家を建てることを優先するハウスメーカーの場合、人手が足りずアフターサービスなどは長時間待たされる可能性も!

3.後悔・失敗ポイント③スケジュール・タイミング

家作りのスケジュールイメージ

いま借りている賃貸マンションの契約更新前に……。出産前に、転勤後に……。お子さんが小学校に入学する前に……。家づくりを計画するにあたり、生活の変化も踏まえてスケジューリングする方が多いのも事実。しかし、注文住宅完成までのスケジュール感を見誤ってしまうと、入居時期と注文住宅の完成に、大きなズレが生じてしまい後悔する結果に!

■後悔・失敗を防ぐには:入居から逆算して計画する

注文住宅にかかる期間図

そもそも、「注文住宅で家を建てよう!」と思い立ってから完成までは、土地の有無に関わらず、およそ11ヶ月~1年2ヵ月の期間を要します。まずはゴールとなる入居時期を決め、そこから逆算してスケジュールを組むと、失敗なく家づくりが進むでしょう。

出産や入学に合わせてスケジュールを逆算する図

もちろん、間取りや内観・外観に趣向を凝らせば凝らすほど、注文住宅の完成までに日数が必要となります。余裕を持ったスケジュールで家づくりを進めると、入居・完成の遅れに後悔しないでしょう!

💡ワンポイント:注文住宅へ引っ越し後、遠方へ転勤となったら

転勤の辞令の図

転勤にあたり、ご家族そろって注文住宅から一時的に離れる場合、空き家となったマイホームを管理してくれる人を手配出来れば、住宅ローン返済が継続可能なケースも! 住宅ローンを申し込む金融機関に、前もって質問してみましょう。なお単身赴任の場合は、ご家族が注文住宅に住み続けることとなるため、住宅ローン控除も継続OK。お勤め先に、単身赴任時の手当などを聞いておくのもオススメです◎

4.後悔・失敗ポイント④予算・支払い

家づくりの資金の図

自由にオーダーが出来る、注文住宅。滞りなく住宅ローンの支払いを行えるのか……月々の支払い計画を無理なく組めるのか……不安でためらってしまう方、少なくないかと思います。また、家づくりを進めていく内に、思いもよらぬ出費が発生したり、建設後の注文住宅の維持費・メンテナンス費が頭から抜けてしまっていたり……。支払いの段階となって後悔しても、後の祭りです。

■後悔・失敗を防ぐには:予算感を知り、支払い計画を練る

注文住宅の費用内訳の図

そもそも、注文住宅で必要な費用は大きく分けて4つあります。家を建てるのに必要な、土地代。家本体の価格である、建築費用。駐車場など外回り工事に必要な、付帯工事費。最後に、登記などに必要な諸費用となります。

付帯工事と諸費用の説明図

この4つの費用の内、意外と見落としがちなのが、付帯工事費と諸費用。土地の状態やご希望などにもよりますが、2つ合わせて おおよそ400万~500万は必要となります。予算オーバーを防ぐためにも、付帯工事費・諸費用を含めた金額で予算を組み立てましょう!

資金計画はファイナンシャルプランナーへ相談する図

また月々の支払いは、現状の家賃をベースに考えると◎「現状の家賃+いくらまで」と設定すると、支払いのイメージがつきやすくなります。なお、注文住宅の維持費やお子さんの教育費なども含めた支払い計画ならば、お金のプロフェッショナルである、ファイナンシャルプランナー(FP)への相談が断然オススメ! 老後までのライフプランをベースに、無理のない支払い計画をアドバイスしてくれるでしょう。

5.後悔・失敗ポイント⑤土地

土地探しのイメージ

そもそも、理想の土地が見つからない……。土地を購入したは良いものの、土地を強化するための地盤改良により費用が増えてしまった……。住んでみてから、雨天時の水はけ周辺の街灯の少なさが気になる……。土地探しの段階から、土地を購入してから、完成した注文住宅に住んでからも、土地への後悔の声・失敗談は多く耳にします。

■後悔・失敗を防ぐには:土地探しのコツをおさえる

土地と広さと価格の図

前提として、立地も広さも価格もパーフェクトな土地は手に入れにくい、ということを心得ましょう! 閑静な住宅地と呼べるエリア……。駅や大通り、スーパー・病院などにもアクセスしやすい場所……。もちろん、ハザードマップ上も安全……。そんな立地に優れた土地は多くの人が求めるため、競争率が高く、広さの確保も望み薄です。万が一じゅうぶんな広さで販売されていたとしても、想定以上の費用がかかるでしょう。

当初の計画と最終見積りの比較図

また先述したように、家づくりには土地代以外にも、建築費用や付帯工事費・諸費用が必要です。総予算を踏まえた上で土地代を割り当てないと、家本体を妥協せねばならなかったり、駐車場や外構工事による予算オーバーが懸念されます。こういった理由から、立地も広さも価格も満足出来る、夢のような土地に巡り合うことは難しいと言えます。

土地の状態

なお、土地に対するリクエストは数多くあれど、良し悪しの判断はなかなか難しいもの。雨の日は、水が溜まりやすい土壌だったり……。夜間、周辺道路の暗さが目立ったり……。土地状態によっては、上水道の引き込みや、土を盛ったりなどの造成工事が必要なケースも!

ハウスメーカーと同行して土地を見るイメージ図

天気が良い昼間だけでなく、空模様や時間帯によって土地の表情に違いが無いかチェックすると、土地選びの失敗を防げます。さらに土地決定時は、住宅のプロであるハウスメーカー担当と共に、住宅に適する土地なのか確認すると◎地盤強化やインフラ整備など、予想外の費用増に備えることが叶うでしょう。

💡ワンポイント:土地探しはハウスメーカーへの依頼が正解!

ハウスメーカーに土地探しを任せていいのか?疑問に思う図

「マイホームはもちろん土地だって失敗したくないから、人任せは不安……。」と、お考えになるのは、ごもっともです。しかし、ハウスメーカーへ土地探しを依頼すると、多くのメリットを享受出来ます!

ハウスメーカーが土地を紹介するイメージ

まず、ハウスメーカーのほとんどが、不動産屋さんと関わりがあります。インターネットなどで公開する前に、希望条件に沿った土地を紹介してもらえる可能性大。加えて、ハウスメーカーは建てたい家をベースに土地探しを行うため、満足度の高い土地・住まいになりやすいと言えます。さらに地域密着型ハウスメーカーの場合、いわゆる土地カンがあるため、ライフスタイルや家族構成に合った土地を探してくれることでしょう!

6.後悔・失敗ポイント⑥間取り・プラン

間取や建材を選ぶイメージ

注文住宅は、間取り・建築素材・住宅設備・スイッチやコンセントの数/位置に至るまで、1つずつ決めていく必要があります。アイデアや理想を具体化するために、図面や画像・ルームツアー動画などを見る方も多いと思いますが、そこから実際に暮らす姿をイメージするのって難しいですよね。住んでから後悔・失敗しないためにも、次のポイントを押さえておきましょう!

■後悔・失敗を防ぐには:不満や要望をまとめる・イメージを共有する

現在の住まいの不満点を書き出しアイデアをハウスメーカーに共有するイメージ

今の住まいの不満点を書き出してみる……。10年後・20年後の姿を想像して住まいへの希望をまとめておく……。それだけでも、間取りプランニングの大きなヒントとなります。また、SNSやインターネット上でリスペクトしたい住まいのアイデアを見つけたら、ハウスメーカーの担当者にシェアすると◎言語化が難しくとも、画像や動画ならイメージの共有が簡単に叶います。

ハウスメーカーがイメージパースやデザイン提案をするイメージ

なおハウスメーカーによっては、希望と大まかな予算を元に、ラフプランを組み立ててくれるケースも!  気になるハウスメーカー2~3社に依頼すると、要望に対する提案力や相性もチェック可能に♪ さらに、実際にオーダーされた注文住宅を見学OKな、完成見学会やオーナー宅見学会に足を運んでみるのも、1つの手です! 動線や暮らしやすさを、見て・聞いて・体験出来るでしょう。

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後悔・失敗ポイント①両親や兄弟、義実家との行き違い
💡解決策💡
マイホームづくりを思い立ったタイミングで話し合う
住宅ローンに対して認識の相違が無いか確認

後悔・失敗ポイント②ハウスメーカ選び
💡解決策💡
価格・デザイン・自由度など、自ら基準を1つ設定する
大手・地域密着型・ローコストなど、ハウスメーカーごとに一長一短あり

後悔・失敗ポイント③スケジュール・タイミング
💡解決策💡
注文住宅での家づくりは、およそ11ヶ月~1年2ヵ月を要する
入居から逆算して計画する

後悔・失敗ポイント④予算・支払い
💡解決策💡
注文住宅に必要な費用は、土地代・建築費用・付帯工事費・諸費用の4つ
今の家賃をベースにした支払いなら計画しやすい
ファイナンシャルプランナーへの相談もオススメ

後悔・失敗ポイント⑤土地
💡解決策💡
立地も広さも価格もパーフェクトな土地は手に入れにくい
天候・時間帯を考慮し土地の下見を行う
土地探し自体、ハウスメーカーに相談してみるのも◎

後悔・失敗ポイント⑥間取り・プラン
💡解決策💡
今の住まいの不満・理想の住まいへの要望をまとめる
細かな仕様はハウスメーカーへ共有しイメージのズレを防ぐ

今回のまとめ 今回のまとめ

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津田 洋平(一級建築士)
監修者

津田 洋平(一級建築士)

悠悠ホーム株式会社 建築プランナー

家は、お客様にとっては人生最大のお買い物。
建築プランナーの仕事はそんなマイホームに託すお客様の「夢」を図面化すること。
打合せの際には、建築士としてのプロの目と、住む人の目線に立って考えることを大切にしています。
満足いただけるよう一軒一軒が真剣勝負だと思って、ご提案とご説明を尽くすことを心掛けています。

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