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2022.10.17

【平屋30坪】注文住宅の間取り実例を徹底解説!【3LDK・4LDK】

注文住宅平屋30坪間取り実例集コラムのサムネイル

「注文住宅で平屋の家を建てたい!」そう思い立ち情報収集をするものの、間取り図から実際に暮らす姿をイメージすることが難しかったり、理想を反映させた間取り設計に苦労する方、少なくないかと思います。

こちらの記事では、30坪の平屋間取り実例をご紹介。3LDK・4LDKそれぞれ4つずつ、間取りのポイントと共に詳しく解説いたします! 注文住宅で平屋を検討中の方も、平屋の間取りプランニングにお悩みの方も、ぜひご参考下さい♪

1.【基礎知識】30坪の平屋とは?必要な土地の広さって?

■30坪の平屋ってどのくらいの広さ?

30坪平屋のイメージパース

実際に住む広さとなる延べ床(のべゆか)面積で30坪となると、畳換算で60枚ほど。平米(へいべい)だと約99㎡(平方メートル)となります。1人暮らし用の賃貸が20㎡~30㎡のため、それの3倍~5倍をイメージいただくとしっくり来るかと思います! なお、住宅金融支援機構が発行している「フラット35利用者調査(2020年)」によると、注文住宅の延床面積は30坪~40坪弱が、主流となっているようです。

■30坪の平屋に必要な土地の広さとは?

30坪から40坪の土地の写真

「平屋の注文住宅って100坪ぐらいの土地が無いと、建てられないんじゃないの?」といったご質問を度々いただきますが、もっと少ない坪数でも実現可能です! お住まいの地域の建ぺい率(けんぺいりつ)・容積率(ようせきりつ)にもよりますが、50坪以上の土地があると延べ床面積30坪の平屋が叶うでしょう。

💡ワンポイント: 今さら聞けない! 建ぺい率・容積率って?

建ぺい率と容積率を説明した図

建ぺい率(けんぺいりつ)・容積率(ようせきりつ)とは、建物を建てる際に関わる建築基準法です。「その土地に対してどのぐらいの広さの家を建てられるか?」を示した数値が、建ぺい率。そして容積率は「その土地に建築可能な、延べ床面積(のべゆかめんせき)の割合」を指します。

延べ床面積30坪の平屋 必要な坪数 平米換算(㎡)
建ぺい率60%容積率200% 50坪 165.29㎡
建ぺい率40%容積率60% 75坪 247.93㎡

都道府県や地域にもよりますが、住宅地は「建ぺい率60%・容積率200%」あるいは「建ぺい率40%・容積率60%」が一般的。この条件をもとに「延べ床面積30坪の平屋を建てる」と考えた場合、50坪以上の広さの土地が必要となります。

2.30坪の平屋注文住宅 間取り実例~3LDK編~

3人暮らしに最適な、3LDKの注文住宅 平屋間取りを4つご紹介します!

2-1.畳コーナーが嬉しい♪平屋3LDK間取り

28坪3LDKの間取り図

キッチンを中心としたこちらの間取りは、畳コーナーがイチ押しポイント! お子さんが小さい時期には、見守り可能なキッズスペースとして……。洗濯物を畳んだりアイロンがけといった、座って行う家事空間として……。テレビを見ながら、ごろりと横になれる場として……。リビング脇に畳コーナーを設けることで、様々なシーンで活用出来ます。

28坪3LDKの間取り畳コーナー活用例

小上がりタイプにして、畳コーナーの下部分に引き出し収納をつけるも良し。逆に、リビングとの段差を無くしたフラットタイプだと、お掃除しやすい畳コーナーとなりますよ!

2-2.共用の書斎がある平屋3LDK間取り

30坪3LDKの間取り図

小学生ぐらいのお子さんの場合、部屋で1人黙々と、宿題や勉強に打ち込むのは中々難しいもの……。こちらの注文住宅間取りは書斎を中央に作り、スタディスペースとして利用可能にしています。

30坪3LDKの間取り書斎活用図

キッチンの目の前に備えた書斎で お子さんが勉強に励む姿を見守れますし、お子さんの方も分からない個所をすぐに質問する習慣が身に付くでしょう! もちろん、テレワークスペースとして活用しても◎家族みんなが利用出来る書斎は、集中と寛ぎのメリハリづけが叶いますよ♪

2-3.ファミリークローゼットつき! 平屋3LDK間取り

30坪3LDKのファミリークローゼットのある間取り

ご家族それぞれのお洋服を収納するほか、バスタオルや掃除用品といった毎日使う品々を収納するスペースとしても利用出来る、ファミリークローゼット。各個室・お風呂場・玄関から近い位置に設計、加えて出入り口を2か所設けて、スムーズな動線を実現しています。注文住宅ならではの、生活を意識した間取りで、よりいっそう暮らしやすい平屋に!

30坪3LDKのファミリークローゼットのある間取り活用図

コートや帽子などのお出かけグッズ、お風呂に必要なタオル類、出しっぱなしは避けたい掃除機など……。全てファミリークローゼットで管理・収納すると、毎日の家事も楽に、各個室・リビングも散らかりにくくなりますよ!

2-4.広々パントリーのある平屋3LDK間取り

27坪3LDKパントリーのある間取り図

キッチン最寄りに広々としたパントリーを設けたこちらの間取りは、お料理好きな方にぜひとも参考いただきたい間取りです! 調味料・常温食材のストック置き場として……。土鍋などのシーズン調理器具・時々しか使わないホットプレートなど、場所を取る品々を保管する場所として……。パントリーがあれば、毎日の炊事の助けになること間違いありません!

27坪3LDKパントリーのある間取り図活用例

さらに、パントリーそばに勝手口があるのもポイントです。買い出し品をそのまま、パントリー・キッチンに運び入れることが叶います。自由な設計が可能な注文住宅だからこそ実現した、家事特化の間取りだと言えますね♪

3.30坪の平屋注文住宅 間取り実例~4LDK編~

4人住まいにピッタリな、4LDKの注文住宅 平屋間取りを4つ解説します!

3-1.たっぷり収納の平屋4LDK間取り

30坪4LDKたっぷり収納のある間取り図

3つの個室に、出入り可能なウォークインクローゼットを備えたこちらの注文住宅間取り。吊るす形式での衣類収納となるため、「服を畳む」「たたみジワを伸ばす」といった動作が減り、暮らしやすさに繋がるでしょう! さらに広めの玄関にはシューズクロークもあるため、靴や雨具・外遊びグッズなども、管理・収納しやすく!

30坪4LDKたっぷり収納のある間取り図活用例

なお、ご夫婦の寝室に作るウォークインクローゼットは、畳2枚分から3枚分のスペースがあると、2人分の服をオールシーズン収納出来ます。 余裕のあるウォークインクローゼットは、面倒な服の出し入れ・季節ごとの衣替えから解放されるでしょう。

3-2.中二階のある平屋4LDK間取り

29坪4LDK中二階のある間取り図

中二階(ちゅうにかい)とは、1階部分よりは高く、2階となる部分よりは低めに作られる、1.5階層のこと。スキップフロアとも呼ばれ、平屋の注文住宅で取り入れると、縦の空間を活かして生活スペースを広げつつ、開放感やオシャレな雰囲気も演出してくれます。

29坪4LDK中二階のある間取り図活用例

お子さんの遊び場として……。ワークスペーススタディスペースとして……。趣味の品々を置いた、秘密基地の様なプライベートな場として……。わずかな階段で別空間を作り出せる中二階は、多彩な用途で活用OK! 加えて、中二階の下部分は、収納スペースになるのも嬉しいポイントですね♪

3-3.ランドリールームつき! 平屋4LDK間取り

30坪4LDKランドリールームのある間取り図

ランドリールームとは、「洗う・干す・アイロンがけ・たたむ」全てを行える、家事部屋のこと。注文住宅でも、特に人気の高いオプションです。お風呂場からすぐの場所にランドリールームを設計すると、毎日の洗濯をスムーズに取り組めますよ!

30坪4LDKランドリールームのある間取り図活用例

なおランドリールームには、小さめでも良いので窓を作っておくと◎洗濯物は室温が20度以上だと乾きやすくなるため、日光による室温上昇が期待出来ます。さらに、畳3枚ほどの広さがあると、ハンガーを並べてもシーツやバスマットなどの大物を干しても、窮屈さを感じにくいでしょう。

3-4.採光&開放感◎ コの字型の平屋4LDK間取り

28坪4LDKウッドデッキのある間取り図

平屋の注文住宅で懸念されることと言えば、採光。2階建て・3階建ては、上階から太陽光が降り注ぎますが、背の低い平屋は日の光が入り込みにくくなる恐れも……! そんな不安を払拭するには、こちらのコの字型の平屋間取りがオススメです。

28坪4LDKウッドデッキのある間取り図活用例

ウッドデッキを囲った作りのため、日当たり良好♪ さらにリビングから望むウッドデッキにより奥行きが生まれ、視覚的な広がりも持たせます。自然光が入り込み、広々とした開放的な空間を演出出来るでしょう。

💡ワンポイント:平屋に取り入れたい勾配天井

水平天井と勾配天井の比較写真

屋根の傾斜に合わせて作る、勾配天井(こうばいてんじょう)。水平ではなく斜めになっている天井は、縦方向に抜け感が生まれるため、吹き抜けの様な開けた印象を与えてくれます。さらに勾配天井により高い位置への窓の設置も叶うため、採光面も期待出来るでしょう。注文住宅で建てる平屋に、ぜひとも採用したい天井だと言えますね!

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30坪の注文住宅 平屋間取り実例を、3LDK・4LDKに分けてご紹介いたしました。平屋は、生活の全てがワンフロアにまとまっており、家事を効率良くこなせます。加えて、階段・段差の少ないバリアフリーな作りのため、年齢を重ねても安心して過ごせる住まいです。そんなメリットの多い平屋で理想の間取りを実現出来るよう、こちらの記事が助けになれば幸いです。

今回のまとめ 今回のまとめ

▼福岡・佐賀・熊本エリアに建築をご検討中の方限定!
※家づくりにおいて大切なのは「理想の間取りプラン」をかためること。
「自分たちの理想を形にしたらどんな家になるの?」
「なんとなくの希望はあるものの、具体的な間取りが想像できない」
という方は、プロの設計士が理想の間取りを提案してくれる新サービスを活用しましょう!

(※福岡・佐賀・熊本エリアに建築をご検討中の方限定)

 

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津田 洋平(一級建築士)
監修者

津田 洋平(一級建築士)

悠悠ホーム株式会社 建築プランナー

家は、お客様にとっては人生最大のお買い物。
建築プランナーの仕事はそんなマイホームに託すお客様の「夢」を図面化すること。
打合せの際には、建築士としてのプロの目と、住む人の目線に立って考えることを大切にしています。
満足いただけるよう一軒一軒が真剣勝負だと思って、ご提案とご説明を尽くすことを心掛けています。

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