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2022.04.07

内断熱と外断熱の違い

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今回のコラムでは「内断熱」と「外断熱」の違いを説明します。

断熱材はお家の住み心地に大きくかかわってきます。

住宅メーカーを性能で選びたい!という方は是非、ご覧ください。

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内断熱

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内断熱とは

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内断熱とは、構造の柱の間に断熱材を入れて、断熱を行う工法です。

施工方法は外断熱よりも簡単です。

素材としてはプラスチック素材や天然素材が多く使われています。

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長所

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① 施工方法が簡単であること
② 比較的コストが安いこと
③ 断熱材の厚みがとりやすい

④多くの施工会社がある為、技術が確立されていること

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短所

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①隙間のない施工がしにくく、壁内で結露する可能性があること

②構造部材周辺部分で熱損失が起きること

③配線の位置を変更するのが難しいこと

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外断熱

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外断熱とは

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外断熱とは、構造の柱の外側に断熱材をいれて、断熱を行う工法です。

柱ごと断熱材で覆うことにより、外気を遮断することが出来ます。

その為、室内の温度や湿度を一定に保ちやすくなります。

素材としては、耐水性にすぐれたプラスチック素材や発泡素材が多く使われています。

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長所

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①建物全体を覆うため、気密性能を確保しやすいこと
② 構造部材で生じる熱損失がないこと
③ 床下空間・小屋裏空間も他の部屋と同じ断熱性能なので利用しやすいこと

④室内温度を維持しやすいため、エアコン等の光熱費を削減できること

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短所

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① コストが高くなりやすいこと
② 建物の幅が広がる為、敷地にある程度の余裕が必要なこと

③気密性が高い為、きちんと換気を行う必要があること

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最後までお読みいただきありがとうございます。
上記で述べた以外にも、それぞれのメリット・デメリットがございます。
住宅をご検討の際は断熱性能を頂いた後、ご計画を進めることをお勧めしております。

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