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2023.05.16

【福岡注文住宅】30坪台の間取り解説! 快適動線&たっぷり衣類収納の家

福岡30坪の注文住宅

動線に収納、各部屋の広さ・ライフスタイル……。注文住宅での家づくりにあたり、何を優先して間取りをオーダーするか迷ってしまう方、少なくないかと思います。

今回は福岡県にて、快適な動線とたっぷりな収納ライフスタイルにも適した間取りを実現した、注文住宅実例をご紹介。アパート・マンションといった集合住宅はもちろん、建売(たてうり)住宅でも なかなかお目にかかれない、こだわり満載の30坪台間取りとなります。注文住宅の間取り設計にお悩みの方、ぜひご参考下さい♪

1.【福岡30坪台注文住宅】間取りの全容

福岡30坪の注文住宅間取り図
延べ床面積 平米換算 坪数換算 畳換算
1階 67.9㎡ 約20.5坪 約43枚
2階 46.3㎡ 約14.0坪 約30枚
合計 114.2㎡ 約34.5坪 約73枚

福岡県内に建てられた、こちらの30坪台の3LDK注文住宅。注文住宅ならではの自由設計により、ライフスタイルに沿った居心地の良い一戸建てを実現しました。間取りのこだわりポイントを5つ、ご紹介します!

2.間取りのポイント①まとまった水回り

水廻り

間取りの中央に位置するキッチンと、横並びに配置された洗面台。バタバタしがちな朝時間も、キッチンでお料理や洗い物をしつつ、隣の洗面台でメイク・ヘアセットの同時進行が可能に! さらに、キッチン&洗面台からトイレ・浴室へのアクセスも良くすることで、水回りのお掃除も楽に取り組める間取りとなりました。加えて、玄関から洗面台も行き来しやすい位置取りのため、衛生面も◎帰宅後すぐの、手洗い・うがいの習慣づけが叶います。秀逸な水回りの動線・配置は、奥様こだわりの間取り設計により実現しました。

3.間取りのポイント②洗濯もスムーズに

スムーズな洗濯

キッチン&洗面台の後ろには、脱衣室兼ランドリールームを設計。工程の多い洗濯作業を、1つの部屋で完結可能となります。さらに、洗濯物が乾いた後は、お隣のファミリークローゼットへそのまま収納OK! 日々行う洗濯も、動線を考えた間取り設計でスムーズに行える環境となりました。

💡ワンポイント:ランドリールームには窓の設計を!

ランドリールームの上部に窓設置

こちらの間取りのように、ランドリールームには小さめでも良いので窓を作っておきましょう! 洗濯物は、室温が20℃以上だと乾きやすくなるため、日光による室温上昇が期待出来ます。加えて、窓からの日差しによるカビの抑制・湿度の低下も見込めます。

4.間取りのポイント③2か所のファミリークローゼット

ファミリークローゼット

1階と2階に配置された、ファミリークローゼット。ご家族3人分の衣類を、まとめて収納するスペースにしています。1階のファミリークローゼットには、オンシーズンの衣類を収納。ウォークスルー型の設計により、ご家族間の出入りや流れを阻害しない作りにしました。2階のファミリークローゼットはウォークイン型に設計し、オフシーズンの衣類を収納。これにより、面倒な衣替えも一括で済ませることが叶います♪

💡ワンポイント:衣類収納、ウォークスルー型とウォークイン型の違いは?

ウォークスルークローゼットとウォークインクローゼットの違い

ウォークスルークローゼットは、通路の壁に設計されるケースが多い、通り抜け可能なクローゼットです。ウォークインクローゼットは、人が出入り可能な、通り抜けが出来ないタイプの収納部屋を指します。いずれも、注文住宅で高い人気を誇るオプションです。どちらも、ハンガーに吊るす「畳まない衣類収納」が出来るため、服を畳む・服のシワを伸ばすといった、家事のひと手間を減らせます。生活スタイルに合わせて、あるいは動線を考慮して間取りに取り入れると、より暮らしやすい注文住宅になりますよ!

5.間取りのポイント④ライフスタイルに合わせた階段

ライフスタイルに合わせた階段

ここ最近の注文住宅間取りでは、リビング内に階段を設計する「リビング階段」が多数派。階段用の空間を必要としないリビング階段は、スペース節約といったメリットを持つ反面、リビングから2階への音の伝わりが懸念されます。こちらの30坪台注文住宅間取りは、旦那さんのお仕事に夜勤が伴うため、玄関すぐの場所に階段を設けました。これにより、帰宅後すぐに寝室に向かうことが出来、リビングからの生活音も入り込みにくい住まいを実現しました。

💡ワンポイント:イマドキの注文住宅は音にも配慮!

昔の家と今の家の気密性の違い

テレビ・スマホ・タブレットからの音声、足音や話し声、ドアの開閉音……。アパート・マンションといった集合住宅はもとより、一戸建てであっても「生活音」って意外と耳に障りますよね。昨今の注文住宅では、家の中のスキマを極力減らした、高気密(こうきみつ)設計がスタンダード。室内の温度をキープするのが主な役割ですが、スキマを減らすことで、生活音の抑制も同時に叶えてくれます。外から入り込む音に加え、室内から漏れる音・住まいの中で伝わる音までカットしてくれますよ!

6.間取りのポイント⑤縦長玄関で散らかり知らず

縦長玄関

ご家族どうしの渋滞を避ける目的で、玄関は縦長に設計。お子さんと一緒でも、滞ることなく靴の脱ぎ履きが可能となります。また、玄関の突き当たりにはシューズクロークを配置。ご家族全員の履き物をスッキリ収納しつつ、ロールスクリーンで目隠しも出来るため、散らかり知らずな玄関間取りを叶えました。

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快適な動線・たっぷりな収納・ライフスタイルにピッタリ……。三拍子揃えた間取りを持つ、福岡県の30坪台注文住宅実例をご紹介いたしました。集合住宅や建売住宅では実現しにくい住まいへの細かな要望を、注文住宅のメリットである自由な間取り設計で叶えています今回ご紹介したこちらの注文住宅実例が、間取り設計のヒントになれば幸いです。

 

今回のまとめ 今回のまとめ

福岡・佐賀・熊本エリアに建築をご検討中の方限定!

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福岡で注文住宅をお考えなら悠悠ホームへ!
津田 洋平(一級建築士)
監修者

津田 洋平(一級建築士)

悠悠ホーム株式会社 建築プランナー

家は、お客様にとっては人生最大のお買い物。建築プランナーの仕事はそんなマイホームに託すお客様の「夢」を図面化すること。打合せの際には、建築士としてのプロの目と、住む人の目線に立って考えることを大切にしています。満足いただけるよう一軒一軒が真剣勝負だと思って、ご提案とご説明を尽くすことを心掛けています。

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