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2021.11.24

★具体的な土地の探し方

 

 土地の探し方は大きくわけて4つです。

 

 よりよい土地を探すために探し方毎のメリットデメリットをご紹介していきます。

 

 ご自身の状況にあった探し方を見つけていきましょう。

    

■建築会社に探してもらう

 

 メリット

 

 ・豊富な土地情報が集まる

  住宅会社が土地を探しているお客様を一番かかえていることを不動産会社は知ってます。

  売主から預かった土地を不動産会社がお金をかけて宣伝するよりも

  住宅会社に欲しい人を探してもらう方が早く確実です。

  そのため、住宅会社にはネットに公開される前の情報が集まってくるのです。

 

 ・不動産会社がもっていない建築条件付きの土地がある

  建築条件付き土地といって、その土地を購入する場合は建築する会社が決まっている土地があり

  ほとんどの場合、その販売している住宅会社で建築することになります。

  販売前の情報も多いので土地に強い建築会社は一度訪れる価値ありです。

 

 ・土地と建物トータルの予算から探してくれる

  住宅のプロが土地探しからお引渡しまでトータルで案内してくれる場合が多く

  不動産会社の担当より頼りになる場合が多いです。

  また、住宅だけでなく、諸費用など住宅以外にかかる費用の知識もあるので

  予想外の出費が発生する可能性が減ります。

 

 デメリット

 

 ・建築条件付きの土地しか紹介してくれない場合がある

  一般に流通しているよい土地を紹介しても、建築会社が決まっていない場合は

  自分の会社で建ててもらえない可能性の高いので土地紹介の優先順位が低く、

  条件付きの分譲地しか紹介してもらえないことが多いです。

 

 ・土地を探してくれた恩があるので断りにくい

  色々な建築会社に声をかけたら土地を紹介してくれる会社もあると思います。

  もし気に入った土地をもってきてくれた会社が、予算オーバーしてしまったら?

  担当者がフィーリングがあわない人だったら? ガレージ等、希望をかなえることができない会社だったら?

  そんな時もあると思いますので土地探しを建築会社に情報目的で無闇に依頼するのはやめましょう。

  

 ・予算にあいそうな土地しか紹介してもらえない

  上記の駆け引きをふまえ、建築会社に土地探しを依頼しても予算にあいそうな土地しか

  紹介してもらえない可能性が高いです。よく言われていることですが、土地探しを依頼する会社を

  先に選ぶために土地を探す前に建築会社を決めることをお勧めします。  

 

■大手の不動産会社に探してもらう

 

 メリット

 

 ・建築会社とのつながりが強く、各社の建築条件付き土地も紹介してもらえる

  大手建築会社の大型分譲地の情報があれば紹介してもらえることがあります。

  大型の分譲地は1つの大型分譲地の中でそれぞれもっている区画が違うことがあるので

  複数の区画を一度に比較できます。

 

 ・全国にネットワークがあることが多いので、さまざまなエリアの土地情報を得られる

  他県から土地を探すような場合、地元の強い不動産会社がわかりません。

  そのような時に他県からでもよい情報を集めることができる大手不動産会社は非常に助かります。

  「博多駅まで30分以内でいければよい」みたいなエリアが定まっていない場合、

  多方向の土地情報が必要になってきます。そのような場合にも複数エリアにまたがって情報が入ってくる

  ので各方面に通う必要が無くなります。

 

 ・建物の知識がある担当者も多く、相談しやすい

  エリアが広く携わる案件が多いため、知識が豊富な担当者が多い印象です。

  知識が豊富な担当者は客観的な建物の比較やローン相談などもできるのでたよりになる存在です。

  

 

 デメリット

 

 ・大手であっても土地情報をもってこれるかは担当者の力量による

  担当者が~市と~市などのエリア毎に配置されているので担当者の力量によって

  得意なエリアと苦手なエリアがある場合があります。

 

 ・特定されたエリアの情報量では地域密着の地元不動産会社に勝てない

  地元の地主とつながりの強い不動産会社は売りにだそうかな?みたいな状態の情報も

  把握していることがあります。大手は担当エリアが広い分、そういった地主との繋がりが薄く

  そういったエリアだと土地情報が出にくい可能性もあります。

  

 

 

■地元の不動産会社に探してもらう

 

 メリット

 

 ・特定エリアの情報に詳しい

  地元の老舗不動産会社は地主と長いお付き合いをしていることが多く、

  またそういった不動産会社は高齢の社長がされているのでインターネット等、

  一般に流通していない情報が出てくる可能性が高いです。

      

 ・非公開の情報をもってることもある

  地主の繋がりが強いので今すぐ売りに出なくても将来的に売りに出る可能性が高い土地を知っていたり

  力のある会社の場合は自社で分譲地を造っていることもあります。

   

 デメリット

 

 ・エリア外の情報に弱い

  地域密着型のため、エリア外の情報に極端に弱い傾向があるため幅広いエリアで土地を探す場合は

  色々な不動産会社を訪問して情報収集する必要があります。

 

 ・ガラの悪いワンマン社長みたいな人が多くとっつきにくい可能性が高い

  地元の力が強い不動産会社は正直ちょっと怖い系の方が多く

  細かいことはいいんだよ!的な進め方をされることもありますので

  毅然と対応するか、住宅営業の力を借りるとよいと思います。

   

 ・建物やローンに関する知識が弱く、予算オーバーな提案をされる可能性が高い

  地元の不動産会社は土地に関してはプロですが、住宅価格の知識やローンに関しては知識に乏しく、

  建物までいれると予算オーバーしてしまうような土地であっても「他の方に売れてしまう前に買いましょう」

  と進められることもあります。事前に住宅営業と土地予算の確認しておくことをお勧めします。      

   

■親族や知り合いから売ってもらう

 

 メリット

 

 ・取引が知人なので安心できる

  土地の売買は高額なため、いつでも不安がつきまといます。

  そんな中、親戚など知り合いから土地を譲ってもらえるのは安心して取引ができます。

  

 ・引き渡し時期など価格以外の交渉がしやすい

  売主側に急いでまとまった資金が欲しい等、特段の事情がなければ比較的売買の時期などの

  交渉がしやすいです。

  

 ・比較的安価に購入できる

  近隣相場より安い金額であったり、仲介の不動産会社を挟まないため仲介手数料が不要であったり

  一般に流通している土地よりも安く購入できることが多いです。

 

 デメリット

 

 ・価格の交渉がしにくい

  知り合いであるがために価格の交渉は難しいことが多いです。ただ、メリットでも述べた通り

  もともと安く買えることが多いので取引が進まなくなるような交渉はしないほうがよいです。

  

 ・住宅ローンを組むには仲介が必要

  住宅ローンを組む場合には「不動産売買契約書」と「重要事項説明書」の写しが必要です。

  重要事項説明書は不動産会社でしか作ることができないので住宅ローンを組む場合には

  知り合い同士の取引であっても不動産会社に仲介をお願いする必要があります。

  

 ・相続、境界、価格などトラブルに発展しやすく買えなくなる可能性も高い

  不動産のプロが仲介に入らないので必要な手順を踏まずに口約束で取引が進んだ結果

  親はOKだったが、子供世帯から自分たちがその土地をもらうつもりだった とか

  境界が曖昧で隣家ともめて売買できる土地の広さが確定しない といったような

  思いもかけないトラブルで結果買えないといった事態がよくあります。

  

 ・プロが間に入らないので建てることができない土地の可能性もある

  そもそも取引ができない、法律上建てることができない等、仲介役がいないことによって

  予期せぬトラブルが起きやすくなります。

 

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