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2025.12.16
法然と極楽浄土展!!
CIS課の小林です。
先日九州国立博物館へ『法然と極楽浄土展』の鑑賞に行ってきました。
国宝!阿弥陀二十五菩薩来迎図
こちら国宝の「阿弥陀二十五菩薩来迎図」は、阿弥陀如来が二十五菩薩と共に、臨終を迎えた信者を極楽浄土へ迎えに来る様子(来迎)を描いた仏画です。
展示されてた知恩院所蔵のものは、その速やかな来迎の様子から「早来迎(はやらいごう)」と呼ばれ、鎌倉時代の浄土信仰と、当時の人々の極楽往生への強い願いを象徴する作品として知られています。
アフロ仏
悩み続けて数百億年
これは、阿弥陀如来がまだ修行中の身だったとき(法蔵菩薩)、人々をどうやって救おうか、気の遠くなるほど長い時間(五劫)をかけて深く考え続けたことを表しています。
その五劫という途方もない長さを表現するために、考え続けているうちに髪が伸びに伸びて、あんなに積み重なってしまった姿だとされています!
つまり、あのユニークな姿は、阿弥陀さまの「超・頑張った証」なんです!
今回の「法然と極楽浄土展」は、単なる美術鑑賞にとどまらず、鑑賞後の心の安定(ウェルビーイング)につながる体験でした!
展示品の持つ圧倒的な静けさや美しさに集中することで、雑念が消え、心が満たされる感覚を得られましたので定期的に味わいたいと思いました。