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2025.11.20
#SI 積水ハウスコラボ
九州の「お伊勢さま」
SI事業課の中原です。
先日、妻と二人で福岡県久山町にある**「伊野天照皇大神宮(いのてんしょうこうたいじんぐう)」**を訪れました。
通称「九州のお伊勢さま」と呼ばれるこの神宮は、森の静寂に包まれ、まさに心が洗われるような特別な場所でした。今回は、この神宮の由来と、私たちが参拝を通じて感じた「心の安定」についてご紹介します。
九州の地に「お伊勢さま」が誕生した由来
この伊野天照皇大神宮が「九州のお伊勢さま」と呼ばれるようになったのは、その歴史と由緒にあります。
ご祭神は、三重県の伊勢神宮と同じく、日本の総氏神である**天照大神(あまてらすおおみかみ)**です。伝承によると、古代、皇室の祖神を祀る場所を探して天照大神の御神霊を各地に巡幸させた際、この伊野の地が御遷座の候補地の一つになったと伝えられています。
後世、この由緒ある地に、伊勢神宮を模した形で社殿が築造されました。そのため、九州にいながらにして、あの伊勢神宮の清らかな雰囲気と厳かさを感じられることから、人々に広く**「九州のお伊勢さま」**として親しまれるようになったのです。
参拝で感じた「清々しい空気」
鬱蒼とした森の中に佇む神宮は、鳥居をくぐった瞬間から空気が一変します。清らかな川のせせらぎと、木々の間から差し込む光が心地よく、日頃の喧騒を忘れさせてくれる静寂がそこにありました。
妻と二人、ゆっくりと参道を歩き、手を合わせることで、まるで体内の淀みが洗い流されるような感覚を覚えました。慌ただしい日常の中では見失いがちな、自分自身の**「内なる声」**に耳を傾ける貴重な時間となりました。
今回の神宮参拝は、私たちにとってのウェルビーイングでした。
自然に触れること
夫婦で静かに語り合う時間を持つこと
日本の歴史と文化に触れ、心の平穏を得ること