伝統と思いが幸せをつないだリフォームの家

Information

間取り情報

階数

2階建て
間取り

4LDK
坪数

-
世帯情報

2世帯
世帯情報
建設費用

-

伝統と思いが幸せをつないだリフォームの家

ご結婚式を挙げたばかりで新生活を始められたおふたり。ご主人は言います。「祖父が建てた築４０年以上の家なので、最初は建て替えも考えました。ただ、家の造りがとてもしっかりしていて、宮大工さんが建てたってことは聞いていたんですが、壊してしまうとその費用だけでもかなりの額になるってきいたので、結婚を機にフルリフォームをしようと思いました」と。そんな時に偶然に見つかったのが当時の設計図。それを見た奥さんも「これってすごくしっかりしていて、解体してしまうのはもったいないんじゃないか？って直感したんです」と当時を振り返ります。さらに、他社も回ったものの、その中でも「悠悠ホームの担当の方の話がいちばん納得できたし、提案にも納得がいきました」とご夫妻。その提案とは、今までのいいところはそのままに、新婚のおふたりとお父様という二世帯それぞれのライフスタイルをさらに充実させるというテーマがしっかりと間取りや動線として反映されているということ。特にリビングの「力強い現しの梁」や「松竹梅の欄間」を絶妙に残し、新しい生活の中にも三世代が住み継ぐ伝統を大切に伝えているところにリフォームだからこその可能性を感じました。

お客様のこだわり・建てた後の住み心地

広さはそのままに動線のセンターとしての玄関ホール

伝統の日本家屋そのままに、一部屋分ほどもありそうな広々とした玄関ホールには、リビング、階段、洗面、寝室、お父様の部屋へと続く、動線の中心的な役割があります。

家族が集うにぎやかで明るい空間に進化したリビングダイニングキッチン

以前は二間の和室と広縁だったところをLDKに提案したことが悠悠ホームに決めたきっかけになったと言ってもいいほどの場所。奥様は「以前は、台所が北側で暗いイメージだったんですけど、キッチンをこちらに持って来てもらって毎日のお料理がとっても楽しいんです！」と大満足です。

伝統を活かすことで力強さと思いを感じるー梁と欄間

以前の設計図で分かった太い梁を活かし、見える化したことで、おじい様が残された家族を守る力強さを感じるそうです。また、今ではなかなか目にすることも無くなった職人さん手作りの欄間も松竹梅が表現されていて、ご家族のさらなる幸せをお祝いしているかのようです。その欄間には間接照明が施され、夜になるととってもムーディーな雰囲気になって、お酒がさらに美味しく感じるそうですよ。

オープンな２WAYのWICで機能的なご夫妻の寝室

ベッドをふたつ置いてもまだ余裕のある広さの寝室。以前は来客時に応接室として使っていたそうです。とってもモダンなご夫妻の部屋として生まれ変わりました。特徴的なのは左右どちらからでも行けるWICの存在。まさにモデルハウス仕様です。

◆広さもしっかりとキープされたお父様のプライベートルーム
リフォーム前は台所だったお父様のお部屋は、収納スペースも充分にある広さが確保されています。お仕事で疲れた時も「帰ってからすぐにお風呂に入って、リビングに用意されているビールを飲んでこの部屋に入ると、心からほっとします」と、まずはこの部屋のことを一番に考えてくれた息子さん夫妻にとっても感謝しておられました。

◆階段を中心に回遊性を持たせた便利な動線
玄関ホールにある右側のドアを入ると、寝室～お父様のお部屋～トイレ～収納のある廊下～洗面・バスルームと一周できるのも、今回の大きな提案ポイントでした。以前は応接室（現寝室）に行くのに、階段の向こうから回り込まなければならなかったことを考えると、こうしたことで動きやすくなりました。広い家ではこのような提案が特に喜ばれるようです。

すでに４世代目の準備もOK！二階の子ども部屋

階段を上がると左右にあるふたつの部屋。将来を考えて「女の子でも男の子でもどちらにも対応できるように壁紙の色も考えたんです」と嬉しそうに話す奥様です。

今回のリフォームは、室内だけでなく、その構造にもこだわりがありました。見るだけで安心感を覚える梁だけでなく、日本の伝統的な断熱工法である土壁を活かしているということ。宮大工さんが造られただけあってその素材も一級品だったため、一部の土壁はそのまま使用しているそうです。そこに先進の断熱材を合わせることに成功。まさにいいところを活かすというリフォームにしか出来ない思考と技術の融合の完成形がここにありました。